どうも、ゆるキャン△に影響されてキャンプを始めた初心者キャンパーむきぐまです。
今回はこれからキャンプを始めたい、でも初めてのキャンプはいろいろと不安も多くキャンプは敷居が高いと思ってる方のために同じ初心者として、キャンプをやって知ったことや注意したほうがいいと思ったことを書いていきたいと思います。
オートキャンプと普通のキャンプ場の違い
オートキャンプ場とはテントサイト(テントのすぐ脇)に自動車で乗り入れできるキャンプ場で、荷物の運搬が楽な分通常のキャンプ場より料金が高めに設定されている所もあります。
オートキャンプ場でないキャンプ場は車の乗り入れができず、駐車場に車を停めてテントサイトまで徒歩で荷物を運搬するキャンプ場です。
またオートキャンプ場は区画サイトの所も多いですが、キャンパーの聖地とも言われているふもとっぱらなどフリーサイトですが車の乗り入れができるオートキャンプ場などもあります。
キャンプサイトの種類
区画サイト
予め区切られた敷地の中から指定されたスペースを割り当てられるサイトのこと。
こちらは全て区画サイトのキャンプ場で、このように区切られた敷地の中から指定されたスペースを利用できるのが区画サイトです。
フリーサイト
広大な敷地の中から好きな場所を選んで利用できるサイトのことです。
当然ながら場所は早いものがちで平坦な場所や木陰のある場所、景色のいいところなどはすぐに取られてしまうのでフリーサイトを利用する場合は早めに行く事をおすすめします。
電源サイト
その名の通りサイト内にコンセントの差込口がついていて、持ち込んだ電化製品を自由に使うことができるサイトです。
場所にもよりますが料金は通常の値段+1,000円のキャンプ場が多いです。
焚き火に関して
キャンプといったら焚き火と言っていいほど、誰しもが憧れる焚き火ですが、焚き火にもルールや気をつけなければいけない点があるのでよく考えて焚き火を楽しみましょう。
焚き火台の有無
キャンプ場では焚き火禁止や直火禁止の場所もあります。
キャンプをする者にとっては当たり前の事ですが、キャンプについて何も知らない初心者の方には案外このルールを知らない方もいます。
私がそうだったので・・・
これからキャンプをする方で焚き火は絶対にやりたいという方にはほぼ必須のアイテムになるので事前に購入することをおすすめします。
火がつかない
焚き火台も買ってキャンプ場に到着、早速焚き火をしようと薪に火をつけようとしてもなかなか火がつかない・・・
そんな経験をする人もいます。
薪は燃えやすい種類や燃えにくい種類もあり、またキャンプ場で薪を買おうにも売り切れていたり太い薪(燃えにくい薪)しかなかったりなどの問題もあるので薪は事前に購入しておく方が安全です。
薪の種類
薪は針葉樹と広葉樹の2種類があります。
重量:軽い
メリット:火が付きやすい
デメリット:燃え尽きるのが早い
重量:重い
メリット:火持ちがいい
デメリット:火がつきにくい
かなり大雑把ですが、針葉樹は焚き付けに優れ広葉樹は火が付きにくいものの長く焚き火が楽しめ熱量も高いのが特徴です。
初心者が気をつけたい事
キャンプ初心者の人に特に気をつけて欲しい注意点など、これからキャンプを始める方は特に注意して欲しい事をかいていきます。
キャンプ場の選び方
初心者にとってキャンプ場選びはとても重要です。
最初から不便な所や清潔でないところを選んでしまうと2度とキャンプなんてやりたくない、といった経験をしてしまう可能性もあるのでよく考えてキャンプ場を選びましょう。
おすすめは水はけがいい砂利か芝生のサイトがあり、レンタル品が充実しているキャンプ場がおすすめです。
天気予報も万能ではなく、特に山などは天気が変わりやすいので急な悪天候にも備えられるようにしましょう。
キャンプ場に到着した時、雨が降りそうな天気になった場合はキャンプ場でタープをレンタルすれば雨の中のキャンプでもだいぶマシになります。
それ以外でも初心者の時はキャンプ道具の忘れ物などがよくあるのでレンタル品が充実しているキャンプ場であれば安心です。
テントの選び方
テントは想定している人数よりワンサイズ大きいテントを購入しましょう。
例えば2人で利用する場合に2人用のテントを購入してしまうとかなり狭く感じ、またテント内に荷物を置くスペースなどもなくなるのでテントのサイズ選びは重要です。
逆にテントの下に引くグランドシートは購入するテントよりワンサイズ小さいものを選びましょう。
グランドシートは防水性なので地面に水が浸透しません。
テントより大きいサイズを使用すると雨が降ったときなどグランドシートに水がどんどんたまり、テント内に浸水する可能性があります。
ちなみに下記の記事で私が購入したキャンプ道具を紹介しているので、1~2人程度の人数でキャンプを利用しようと考えている方は参考にしていみてください。
ペグの重要さ
そもそもペグって何?という人もいると思いますが、ペグとはテントやタープなどを地面に固定するために使用する杭の事です。
ペグはテントなどに付属品としてついてきますが、付属品のペグは結構脆く硬い地面で使用した場合は折れ曲がってしまいます。
もしペグを別途購入せず、ぶっつけ本番で付属のペグを使い折れてしまったら・・・
そんなことにならない為にペグは付属品以外に用意しておくことをおすすめします。
初心者の方なら安くて頑丈なこちらのペグがおすすめです。
評価の中にはフックが簡単にもげるなどの口コミもありますが、私が使用した物は1つも曲がったり折れたりなどはなく硬い地面にもちゃんと刺さってくれます。
慣れてきたら他のペグを購入するのもありですが、初めてなら値段も安価なこちらで十分です。
風対策
キャンプをする際天気などを気にかけることはよくありますが、雨より風の方が厄介なのでキャンプをする際は天気と一緒に風速も確認して予定を組みましょう。
例えば風速5mくらいなら町中で風が吹いても特に問題ないですが、キャンプの場合はタープやテントがはためいてなかなか設営が上手くできない事があります。
まだキャンプになれていないのなら風速が7m超える場合は延期をしたほうが無難です。
もしどうしてもその日にしかキャンプができないという場合は海沿いや障害物のない開けたキャンプ場はやめて、林間のキャンプ場などを選んだほうが快適に過ごせます。
設営は事前に
テントを買ってすぐにキャンプに行きたい気持ちもわかりますが、それはひとまずグッとこらえてキャンプに行く前に1度テントを設営してみましょう。
キャンプ場ではテントを買ったもののうまく設営できずにいるお父さんたちがいるようです。(私はまだ見たことはありませんが・・・)
キャンプ場でテントの設営に戸惑わないように事前に設営することをおすすめします。
設営よりも片付けの方が大変なのでそちらも事前に練習しとくとスムーズに事が進みます。
片付けの前にやっておくこと
キャンプも終わりに近づきキャンプ道具を片付ける準備をしなければいけない時、気をつけてほしいことがテントの片付けです。
朝起きるとテントが結露で濡れている事がよくあります。そんな時適当に拭いてそのまま片付けてしまうとカビなどが発生する可能性が出てきます。
結露で濡れてしまった場合は拭いた後によく乾かしましょう。
天気の確認
せっかくのキャンプ雨だったら嫌ですよね、当日の天気の確認も大事ですが翌日の天気もしっかり確認しておきましょう。
設営の時雨が降ると大変ですが、撤収時はさらに大変です。
テントなどに水滴が付いたまま収納するとカビの原因になりますし、帰ってから家で干すのも手間なのでできれば翌日の天気も気にしておくと良いでしょう。
始めからいろいろやるのはおすすめしない
初めてのキャンプではやりたい事が多く、特に料理など張り切る方もいると思います。
ただ、個人的にはですがあまり最初からいろいろやろうとするのはおすすめしません。
私も最初はチーズフォンデュやろうとか肉まんをホットサンドしようとかスモアを作ろうとかいろいろ計画していましたが、慣れていないキャンプでは意外な事で時間がかかり、またやる事が多くなる=荷物が増えることがあるので初めのうちはあまり無理をせずある程度は手を抜いてキャンプならではのゆったりした時間を過ごすのもありだと思います。
特に昼ごはんなどは用意して食べ終わったら夕飯の支度をしなきゃいけないなんてこともあるのでよく考えて予定をたてましょう。
睡眠時の注意
消灯時間になりあとは寝るだけ、しかしこれが意外に大変なときがあります。
普段家で寝ているのとは違い、硬い地面と周りの音が原因で中々寝付けないことが多く、初めてのキャンプではなかなか熟睡できる事は少ないです。
地面に関しては自分にあったマットが見つかれば問題ないですが音に関しては難しく、テントとは言っても所詮薄い布の中なので虫の鳴き声や風の音などもろに聞こえます。
特に雨が降ったときなどは雨の音が想像以上に睡眠を妨害してきます。
そして自然の音だけならまだしも夜遅いのに大きな声で話す人、トイレに行くためにテントの近くを通る人や最悪なのがテントにライトを当ててくる人など自然以外にも様々な理由で睡眠が妨害される可能性があります。
そのためより熟睡するためになるべくあったほうがいいものを紹介しておきます。
マット
以前エア―マットを使用していましたがどうも体に合わず全然熟睡できず、さらに片付けの時どれだけ頑張っても中の空気が完全に抜けず大変な思いをしたので買い替えました。
こちらのマットはバルブを開けると自動で空気が入り、数分放置した後バルブを閉めれば完成というお手軽さがあり寝心地も抜群です。
片付けも前回購入したエアーマットよりも楽でした。
ただ問題点を1つ上げるならかなり大きく場所を取ることです。
収納している時でも大きですが、広げると3~4人用のテントでも大分場所を取ります。
耳栓
これについては耳栓でなくてもイヤホンとかでもいいのですが、寝る時虫の声や風の音、隣のサイトの人のイビキなどの影響で安眠できない事が多々あります。
その為少しでも騒音を軽減するために耳栓などのアイテムは役に立つので念の為所持しておいた方がいいと思います。
アイマスク
マスクと併用することで寒い時期にキャンプをする時、顔の防寒対策になります。
またキャンプ場に外灯があった場合や、他のキャンパーさんのライトがテントにあたった時など気にすることなく安眠するために必要になってきます。
マスク
上記と同じ理由ですが、それ以外にも匂いのきついトイレしかないキャンプ場などでも活躍してくれます。
今更聞けない疑問に思ったこと
区画サイトの場合選べるの?
区画サイトは予約時に選べるものもあれば各サイトの大まかな場所だけ選んで(サイトA〜Eなど)当日チェックインの時に選んだ場所から区画されている(Aの7など)場所を選ぶ物もあります。
中にはフリーか区画サイトか選ぶだけであとは管理人さんが指定する場合もあります。
歯磨き
こんなの炊事場以外ないでしょと思うかもしれませんが、炊事場は食器などを洗うのでそこで歯を磨くのに抵抗がある人もいると思います。
結論から言うと歯を磨くのも炊事場以外する場所が無いところが多いので問題ありません。
ただ長いシンクに蛇口が数個付いているような所は他の方が食器を洗っているときは時間をずらすようにしましょう。
また下水処理がされずそのまま垂れ流しているようなキャンプ場の場合は自然のためにもなるべく天然素材を使った歯磨き粉を使用するようにしましょう。
消灯時間
キャンプ場によっては消灯時間が決められている所があります。
消灯時間はだいたい21時か22時ぐらいで、消灯時間になると大体の人は就寝します。
キャンプ場は公共の場です。
仮に消灯時間が明記されていなかったとしてもマナーとして22時頃には焚き火を消して消灯し、テントの中で静かに過ごしましょう。
もし消灯時間になっても眠くなくまだ起きていたい場合でも、灯りを最小限にし話し声など他のキャンパーさんに迷惑がかからないようにしましょう。
キャンプって何やるの?
これは以前ネットでこのような質問をしている人を見かけたのですがキャンプで何をするかは人それぞれで読書をする人、キャンプ飯を作りたい人や焚き火を楽しみたい人、自然の中でコーヒーを飲みたいなど様々です。
私はキャンプに行ったら読書をしながらコーヒーを飲んで待ったりするのがとても好きです。
キャンプに軽自動車って恥ずかしくない?
これも結構質問されている人がいましたが、人の目を気にしていたらそもそもキャンプを楽しめないので気にしないのが1番です。
私は会ったことありませんが、人の道具を見て安物と小馬鹿にする方がいるという話も聞きます。
ですが最近のキャンプ道具は安くて使いやすい物が多いですし、足りない道具を工夫しながら他のもので代用するのも楽しいと思っています。
キャンプのスタイルは人によって様々ですので軽自動車でのキャンプは全然恥ずかしくないです。
ゴミはどうするの?
ゴミはキャンプ場によってルールが違います。
ゴミは持ち帰りの所もあれば、分別すればキャンプ場のゴミ箱に捨てられる所もあります。
大体は公式サイトに明記されていますしチェックインの時にも管理人さんから直接言われる事も多いので、キャンプ場のルールに従ってマナーよく利用しましょう。
夜でかけたいんだけどいいの?
これはキャンプ場によって決められている所もあります。
夜○○時以降は閉門しますとかかれている所もありますが、そうでなくても夜はあまり行動をすることはおすすめしません。
特に車などはライトが他のテントに当たるととても迷惑になりますし、エンジンの音は静かなキャンプ場ではとても響くので緊急時以外の行動は控えましょう。
みんなでワイワイしたいけど問題ある?
親しい人たちとのキャンプはテンションが上ってしまうのはわかります。
しかし先にもいいましたがキャンプ場は公共の場です。
他のキャンパーさんもいるので音楽や喋り声などは特に注意しましょう。
そしてどんなに楽しくても22時には明かりを消して静かにするのがキャンプ場でのマナーです。
初心者必見の漫画
漫画だと馬鹿にすることなかれ!!
紹介するふたりソロキャンプはキャンプ道具の解説からマナーまで、初心者に必要な知識を楽しく学ぶことができます。
さらに酒飲みには嬉しいキャンプ飯とそのレシピなども載っているので、キャンプをするならぜひ読んでおきたい一冊です。
おわりに
今回は初心者の私が初めてのキャンプで気になった事や、ネットに載っていた初心者の疑問などについての自分なりの答えなどを書いてみました。
やはりキャンプをしなきゃわからないことも多く、キャンプは不自由な事も多いですがその不自由さも楽しくますますハマってしまいました。
私と同じように初めてのキャンプで不安もあり敷居が高く感じる方に、少しでもこの記事が役に立てれば幸いです。
おわり