標高1,800Mに位置する高山温泉郷「万座温泉」
源泉は硫黄泉で、日本でいちばん硫黄含有量が多いのが万座温泉です。
その中でも加水なしの源泉かけ流しが利用できる「万座ホテルジュラク」さんに宿泊してきました。
2022年4月から「オールインクルーシブ」付きのプラン体系に変更しようで、そのあたりの感想も詳しく書いていきます。
コンテンツ
ロビー
この時点でかなりの絶景を見ることができ、多くの人がロビーで寛いでいました。
受付横にはオールインクルーシブ用の飲み物とお菓子が置いてありますが、詳しいことは後述します。
お部屋
今回利用させていただいたお部屋がこちらの【マッサージチェア付】西川エアーマット ツイン(25㎡)です。
特徴はマッサージ機がお部屋に備わっていること、いつでも好きなときにマッサージ機を利用できるのは嬉しいですね。
温泉に浸かった後のマッサージは最高でした。
万座ホテルジュラクでは空吹の見える絶景部屋と、空吹の見えない部屋が用意されています。
空吹+マッサージが付いている部屋もありますが、人気があるのか私が予約するときは満室だったので駐車場側を選びました。
空吹も見たかったですが、お風呂からも見ることができるので結果としてこちらの部屋にして正解だったと思います。
ちなみにお風呂から見える空吹がこちら↓↓
実際にはお風呂場横にある展望台からの景色になりますが、ほぼ変わりはありません。
アメニティは最低限のものしかなく、他のものは受付にあると書いてありましたがどこにあるかよくわかりませんでした。
部屋を利用して気になったこと
1番気になったことは、Wi-Fiが繋がりにくいこと。
しかし万座ホテルジュラクの公式Twitterを確認したところ、私が利用した数日後にメンテナンスをしたようなのでこの問題は解消されているかもしれません。
2つ目は廊下への音漏れです。
廊下を歩いていると部屋からの音が結構聞こえました。
温泉
(「万座ホテルジュラク」公式サイトより引用)
日本でいちばん硫黄含有量が多い万座温泉の中で、加水なしの源泉かけ流しを堪能できるのが万座ホテルジュラクさんの温泉です。
強酸性につきレジオネラ菌検査免除されており、それゆえ塩素を使用することのない源泉かけ流しの温泉を堪能することができます。
目の前には空吹を臨み、泉質・景色ともに最高の温泉です。
夜には運が良ければ満点の星空を見ることもできます。
夕食バイキング
サラダはこれといった特徴はありませんでしたが、強いて言うならドレッシングは少し珍しいものがありました。
サラダコーナーの内容は下記の画像右側にのっています。
左から「京人参なますごま油風味」「柿の木ポン酢和え」「葉付きんかん甘露煮(かんろに)」「キャベツピクルス」
左から「ゴマ豆腐」「蛍いかの沖漬け」「ギンヒカリのイクラおろし」
「紅大根漬け」「ザーサイ」「嬬恋産高原花豆」花豆は3日間甘く漬け込んだということもあって人気がありました。
群馬の水はけのいい土壌と気候がこんにゃく芋の生産条件に合っていった事から、群馬県ではコンニャク芋の生産が盛んです。
なんと全国のこんにゃく芋の90%以上が群馬県で生産されているそうで、群馬県のホテルではコンニャク料理がでることもよくあります。
左から「クラッカー」「チェダーチーズ」「スモークサーモンサラダ」「豚耳のにこごり」
嬬恋村産のブランドニジマス「ぎんひかり」の刺し身と寿司は、ホテルが推していることもあって人気が高かったです。
夕食の目玉の1つであるローストビーフは1度の注文で3枚までと決まっていて、1度に二皿取ることはできません。
ローストビーフは少し筋があったせいか、なかなか噛み切れませんでした。
個人的にはローストビーフより、こちらのしゃぶしゃぶの方が好みでした。
欲をいえば丼タレなど置いて、天丼にできれば嬉しかったですね。
地鶏の塩麹漬けはあまり人気がなかったのですが、味がしっかりしていてとても美味しいです。
山菜いなりの炊き込みご飯も美味しかったです。
「群馬県産やまと豚の回鍋肉(ホイコーロー)」「群馬県産スイスチャードのアンチョビペペロンチーノ」
バイキングあるあるですが、果物が美味しくないということはよくあります。
パイナップルは酸っぱくいちごは甘みがないなど、ですがこちらの果物はその心配をしなくて大丈夫です。
「プチサンドクリーム(イチゴ)」「桜小餅」「レアチーズケーキ」
「杏仁豆腐」「プリン」「こんにゃく餅のマスカットゼリー」「ほうじ茶プリン」
個人的にはプチサンドクリームとプリンが美味しかったです。
バイキングのアイスには珍しい、果肉入りのストロベリーアイスとクリーミーなバニラアイスは絶品でした。
夕食の品数はやや少ないものの、地元の食材を使用した料理は絶品で大変満足することができました。
離乳食もちゃんとありましたが、今回お子さん連れのファミリーはいませんでした。
朝食
朝食の目玉だけあってとても人気でした。味も絶品です。
朝はやはり胃に優しいものが欲しくなりますね。
しかし料理より、ぐんまちゃんのイラスト入り小皿の方が気になりました。
あまり人気はありませんでしたが、実は朝食の中でもかなり上位にくる美味しさです。
前日はこれでもかというくらい肉がでてきましたが・・・
焼き鮭はホテルのバイキングだと、これの半分くらいの大きさのものがよく出されますがジュラクは違いました。
近くに牛乳がないので探しましたが、ドリンクコーナーに置いてありました。
万座ホテルジュラクさんはフルーツを妥協していないのがポイント高いですね。
メロンも皮ばかりで甘くないものを出しているホテルが多いですが、ジュラクさんのはちゃんと甘かったです。
フルーツポンチも寒天ではなくナタデココを使用しているのはポイント高いです。
前日にあったアイスクリームは、朝食にも置いてありました。
オールインクルーシブ
4月から試験的に全てのプランにオールインクルーシブがついていますが、一体どのようなものなのか気になる方は多いと思います。
公式サイトにはあまり詳しく内容が書かれていなかったので、徹底的に調べてきました。
ドリンク&お菓子サービス/14:30~
飲み物は「グレープフルーツジュース」「オレンジジュース」「黒酢ザクロミックス」
上の画像はバイキング会場にあったものですが、こんな感じのデトックスウォーターが1つ配置されていました。
てっきりバイキング会場にあるようなドリンクディスペンサーがあると思っていたので、ちょっと残念でした。
「アイスキャンディ」
こちらも食べ放題ですが、できればお風呂場の前にも設置してほしかったです。
私の部屋はフロントから近かったのでそんなに問題ありませんが、フロントから遠い
100~300番代の部屋の方は大変だと思います。
蓋を用意する、もしくはコップを大きくして運ぶ回数を減らすなど工夫してほしかったです。
パニーニ/19:00~
挟んでいる具は「チーズ・レタス・サラミ(生ハムの時もあり)・トマト」です。
こちらは夕食の後に登場するので、残念ながら食べる機会はありませんでした。
アルコール追加/19:30~
上記のものが22時まで飲み放題になっています。
ちなみにおそらく19時前後かもっと前にアイスも種類が追加されていました。
アイスキャンディに加えてピノもどきのようなアイスが追加されていました。
食事
これは朝と夜で違いはありませんでした。
「ライム」「桃」「カルピス」「梅」
「カシス」「グレープフルーツ」「青りんご」「巨峰」
「ティーチャーズ セレクト」「ホワイトホース ファインオールド」「ブラックニッカ クリア 」
「蜂角鷹 (はちくま) 」「ジムビーム」「バランタイン ファイネスト」
赤ワイン「タクン・セレクション・ブレンド・レッド」
日本酒「谷川岳 超辛純米」「つま恋美人」
「地酒 赤城山」
「大分むぎ焼酎 二階堂」
「The CHOYA SINGLE YEAR」
「アイスティー」「炭酸水」「コカ・コーラ」「メロンソーダ」「Qooすっきりオレンジ」
「カルピス」「カルピスソーダ」「烏龍茶」
朝だけ牛乳とトマトジュースも追加されます。
館内アクティビティー
卓球場
ダーツ部屋
パターゴルフ
以上3点+マッサージ機がありますが、マッサージ機以外は誰も利用していませんでした。
周辺景色
標高1,800Mの景色はさすがとしか言いようがない程、絶景でした。
この時は4月中旬でしたが雪がまだ残っていて、私が宿泊した数日後にはまた雪が降ったそうです。
万座は5月中旬くらいまでは雪が降るそうなので、必ずスタッドレスかチェーンの着用を心がけましょう。
おわりに
万座ホテルジュラクは景色・温泉どれをとっても最高のホテルでした。
ただオールインクルーシブについてはお酒が飲めない人にとってはマイナスでしかなく、料金も2,000~3,000円ほど値上がっているので一考の余地ありと思います。
食事の時に飲めるアルコールの数は多かったですが、それだけなら食事の時にアルコール飲み放題プランがあれば十分です。
オールインクルーシブ以外はとても満足のいくものだったので、オールインクルーシブだけ残念でした。
それ以外はとても満足のいくものだったので、特にお酒好きの方にはおすすめの宿です。